みなさん、アメリカで食費を節約する方法をご存知ですか?
私がアメリカに住んでいた時、食材(Grocery)はWalmart、Costco、地元のスーパー、アジア人スーパー、Trader Joe’sと買うものによって使い分けていました。「一日に3つのスーパーを回る」なんてことも珍しくありませんでした。
そこで、今日は、アメリカで手間いらずに食費を節約するコツを紹介します。食費は塵も積もれば山となる部分なので、ぜひ活用してください。
では早速。
スーパーの広告の品が在庫切れなら、クーポンをもらえる
スーパー(grocery store)で、「広告の品目当てにお店に行ったのに、売り切れていた」って体験ありません?アメリカでは、そんな時店員さんに言えば、「再度入荷した時にまた同じ価格で購入できるクーポン」をくれたりします。
これを「Rain Check」と呼ぶので、「Do you do rain checks?」と訊いてみましょう。必要なのは訊く勇気♡
こちらの記事で、アメリカで手間いらずに食費を節約するコツをまとめました。
食材を買うときは、激安スーパーからスタートする
アメリカでも、価格帯によって激安スーパー、普通のスーパー、高級スーパーに分かれています。
激安スーパーで有名なのが、ALDIやLidl。Walmartや普通のスーパーの半額、、、ってことも珍しくありません。しかも、品質は全く同じ。コストコのように一度に大量に買う必要もありません。
「お店の装飾にお金をかけない」、「余計なパッケージングをしない」、「有名ブランドの食品を並べない」などで安くしているそうです。デメリットといえば、レジで並ぶ時間がちょっと長い、おしゃれな食材がない、、、ってことくらい。
なので、買いモノの時、激安スーパーからスタートして、買えなかったものだけを普通のスーパーで買うと無駄がありません。ただ、ちょっと危険な地区にあったりするので、絶対昼間に行くのも忘れずに。
食べ物はブランドにこだわらない
よくCMで見かける食品ブランドは確かに安心ですが、実は広告費が価格にしっかり盛り込まれています。しかも、「実は同じ工場で作られていて、最後に貼られるブランドのラベルだけ違う」ということも珍しくありません。
なので、パスタなど、100年前からあるような一般的な食材は、無名ブランドのを買いましょう。品質に差はありません。
スーパーは、目線の高さに一番利益が高いブランドを置きますので、しゃがんで商品棚の下の方を見たり、逆に背伸びしての上の方を見ましょう。コスパがいいブランドはそこに置かれています。
通販で食材を買うときはキャッシュバックしよう
ネットスーパーや食材宅配サービスで節約する方法もあります。Rakuten.comなどのキャッシュバックサイトに必ず登録しましょう。キャッシュバックとは、通販で買った金額の数%がのちに現金で返ってくることです。
Rakutenはこの手のサイトでアメリカで最大手で、Walmart、アマゾンフレッシュ、Safewayから、コディバなどのお菓子ブランドまでと提携しています。
Walmartを例に、キャッシュバックをする方法を紹介します。
- Rakuten.comにログインし、Walmartと検索
- 1%のキャッシュバックがを貰えることを目で確認して、下の「Shop Now」ボタンをクリック!
- Walmartのサイトに飛ぶので、そこで普通に買い物をする
- 購入金額の1%がRakuten Ebates内に貯まり、三ヶ月ごとに、手数料無料でPaypalに送金されくる。
企業スポンサーのレクチャーで無料の夕食が出ることも
アメリカの大学では、よく大手企業がスポンサーになり、無料レクチャーが開催されています。
夕食時に行われることも多いので、ピザやクラッカーが無料で食べられることもしばしば。
学校の掲示板をこまめにチェックしてみてください。特にビジネススクールでけっこう多いです。知識も増えてお腹も一杯になり、まさに一石二鳥!
レストランのギフトカードを買う
アメリカの金券ショップRaiseでギフトカードを割引価格で購入できます。
→ Raise
さらに、RaiseはEbatesと提携しているので、Rakuten.comに登録していれば、さらに1%のキャッシュバックが貰えます。
コストコもギフトカードの割引コーナーがあり、20%割引は珍しくありません。
スーパーの自社ブランドは狙い目
よく使うスーパーのStore Brand=自社ブランドは必ず知っておきましょう。スーパーが自分で企画したブランドのことで、他社ブランドより安く、返品もしやすいです。
例えば、Targetの自社ブランドはGood & GatherやMarket Pantry、コストコはKirkland、Whole Foodsなら365、KrogerはSimple Truth、WalmartはGreat Value、AldiならSimplyNatureなどなど。
Private LabelやPrivate Brandsとも呼ばれています。
セールとクーポンは一緒に使える
アメリカの食品製造会社は、日本では信じられないくらいクーポンを発行します。それが見つかるのがこちら:
しかも、このクーポンとスーパーの割引は同時に享受できます。例えば、$10の商品がスーパーの広告の品として$8になった場合、ネットで$2のクーポンを見つければ、$6で買えるわけです。
なので、スーパーのアプリは必ずダウンロードしましょう。クーポンや広告の品を確認できます。入り口近くにちらしが置かれていることもあります。
クーポンの使い方は簡単で、店員が商品をスキャンした後、クーポンをドサッと渡すだけ。総額が減って行くのを見るのは快感ですw
Farmers Marketは新鮮な食材が安く手に入る
アメリカに来たら、地元の自由市場(Farmers Market)には一回は行きたいものですよね。
自家製のチーズ、自家製パスタ、採れたて野菜など、スーパーでは売っていない食材が、新鮮なうえ、本当に安い!アメリカンチェリーが日本で半パックしか食べられない値段で悔いが残らないくらい食べられます(笑)
「自分の都市名+Farmers Market」で見つかります。
コストコの「Rotisserie Chicken」はお得すぎて報道されるほど
コストコに行くなら、「Rotisserie Chicken」を必ずゲットしましょう。焼き鶏丸1羽がたったの$4.99。
実は客引き用の赤字商品で、これ目当てに来たお客さんが他の商品も買っていくのを目的しています。そのため、完全に赤字。ビジネス誌でマーケティング手法として紹介されるほど有名です。
年配の方はレストランで割引がある
「Senior Discounts」ってご存知ですか?55歳以上または60歳以上の方がレストランで割引になることです。
マクドナルド、Applebee’s、Burger Kingなど、ほとんどの有名ショップで実施されていますので、ぜひ。
「レストラン名+Senior Discounts」でレストランの公式サイトで確認してもいいし、専門のまとめサイトもあります。
ご両親がアメリカを訪れた際におすすめ。
Happy HourはドリンクとAppetizer(前菜)が安い
レストランのHappy hourに行けば、ドリンクとAppetizer(前菜)が半額になったりします。
最も客が少ない時間帯にお店にお客さんを入れるためのサービスで、大体平日の午後3時〜午後6時に集中しています。
が、お店によって様々なので、一軒一軒確認するしかありません。その時間帯になると、お店の前に大きく「Happy hour」という看板を掲げるレストランも多いです。
事前にメニューを知っておく
レストランに来てから初めてメニューを見ると、慣れない英語に慌てて嫌いな食べ物を頼んでしまったり、余分に頼んでしまいますよね。実は事前にメニューをチェックできるサイトがあります。
Googleで調べて、写真を見ておくと失敗がありません。
Whole Foodsは全商品を試食できる
ビーガンや健康志向が高い方に愛されるスーパー:Whole Foods。アマゾンに買収されましたよね。通常のスーパーよりも高めですが、実はほぼ全商品を試食できます。
店員さんに「I’d like to sample this」と言ってみましょう。100%ではありませんが、かなり高い確率で、チーズをワンスライスくれたり、ヨーグルトを一個だけくれたりします。